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2021年11月20日、気持ちいい秋晴れの中、第10回目のRPA活動を実施しました。

RPA活動とは、「楽に・ぴかぴか・安全」というテーマで工場環境の改善を
目指す活動です。

2016年のスタートからこつこつ続け、今回で10回目を迎えることができました。


今回は「工場内の環境改善」という原点に戻って、

 ① 各生産エリアの工作機械の清掃・塗装
 ② 古くなったアクリル窓の張替え
 ③ 熱処理棟の壁の張替え
 ④ 工場内屋根の修繕
 ⑤ 敷地内の植栽剪定

に取り組みました。 
工作機械の窓を張り替えたら、加工部がしっかり見えるようになりました。
棚も枠を塗り直してすっきり!
扉も真っ白になりました
玄関の植栽もきれいに整えて、いつでもお客様をお迎えできるように。
熱処理棟の壁を張り替えました
長年の汚れを落としてからの塗装は大変ですが、こんなにきれいになりました!
溜まっていたごみが無くなってとてもすっきりしました!
体を張ってやってくれています!
窓を張り替えたら、光が入って中も明るくなりました。
お昼は地元の中華の名店「張家」のテイクアウト!がんばったらみんなでおいしいものを一緒に食べるのがいいですね。
今回で第10回目を迎えるので、少しこれまでの活動を振り返ってみたいと思います。


工場の仕事は昔から3K「きつい・きたない・きけん」と言われ、ネガティブなイメージを
持たれることが多くあります。
それを自分たちの手で「きつい・きたない・きけん」の全く逆の「楽に・ピカピカ・
安全に」という状態にしていこうという、私たちの活動はとても意味のある活動では
ないかと考えています。

「ものづくり」の世界は、世の中に必要とされるものを開発し、工作機械の能力と
人間の知恵を組み合わせて、日々創意工夫しながら「より良いもの」に磨き続けていく、という
とてもクリエイティブな世界です。

目に見える表面的な綺麗さももちろん大事ですが、考え抜かれた生産システムと
それを駆使しながら一生懸命心を込めて価値を創造し続けている「人」こそが
美しい存在だと思います。


この10年ほどで当社のものづくりは大きく進化しています。

続けてきたRPA活動でも毎回の変化は小さな変化ですが、第1回目の頃の
写真と今を見比べてみると、かなり進化していることが分かります。
この小さな変化をコツコツ積み上げていくことがつくづく大事だな、と
実感しています。

生産システム改革ではRPAの「R(もっと楽に)」を意識して取り組んできました。
これまでは労働集約的だった作り方からロボットを活用した生産性の高い仕組みに
進化させることで、体を使った働き方から知恵を使う働き方にシフトしようとしています。

スタッフ自身が知恵を絞って改善しつづけること×思い切った設備投資や
そもそもの仕組みを革新することで一気に進化を促すこと。

この2つをやり続けることで、中橋製作所はもっと高い次元のものづくりが
できるようになると、強く信じています。

まだまだ道半ばですが、これからも一日一日を大切に精進していきたいと思います。